石川酒造について
こだわりの手造り
石川酒造は天保元年(1830年)創業。敷地内には、昔からの面影を残す建物が並び、2012年に石川酒造の主屋をはじめ15棟の建造物が、国の登録有形文化財として登録されました。大蔵は2階建ての木造建て。落ち着いた佇まいの中で醸造しております。
古来より「一.麹(こうじ) 二.酛(もと) 三.造り」と言われておりますが、特に麹には力を入れております。酒造りでは、手作りにこだわり、1つ1つの作業を丁寧に極力手作業で行っています。米の洗米は、自然放冷を旨とし、時には放冷機を活用しながら原料米の処理を行っております。
超軟水の仕込み水
お酒の仕込み水には、鈴鹿山系の伏流水を使用しています。敷地内に地下200mの自噴している掘り抜き井戸と地下76mの井戸が、あり水に恵まれています。近くには、名水百選の一つでもある智積用水が流れており、まさに、水どころです。
お酒造りで使用する仕込み水は、自噴する井戸の超軟水を使用しています。酒造りに適した軟水は、醸造の際に穏やかな発酵を促します。酒造用の名水として全国に知られる灘の宮水と比して、石川酒造の水は硬度が低い軟水ですが吟醸を醸すには最適な水と思われます。
その味、極めて、まろやか
お酒を造る原料は「水、米、麹」の大きく3つとなります。主に三重県で作られた酒米を使い、鈴鹿山系の伏流水である超軟水の天然水で仕込んでいます。麹造りでも昼夜問わず人が徹底して管理を行い、求めるお酒に合わせて麹も、総ハゼ・突きハゼを作りわけております。
石川酒造の特徴である超軟水で仕込んだお酒は、『湧き出たばかりの湧き水のごとく爽やかな喉ごし』『その味、極めて、まろやか』と感じていただけるかと思います。お客様の「おいしい」という、その一言の為に酒質の向上を日々努力しております。
商品リスト
自噴水にちなみ、俳句の季語でもある「噴井(ふきい)」を酒銘としています。天然水で仕込み、醸した、やわらかい味わいのお酒は、まろやかな味わいがいつまでも続き飲み飽きしません。お客様にどこでも購入していただける販路を目指し、コンビニエンスストア、スーパー、酒販店等にて販売しております。
詳しくはこちら石川酒造の屋号「やまいし」を噴井に続く銘柄として2018年に立ち上げました。純米に特化し、噴井に比べてより食中酒としての飲みやすさを追求しております。最近の流行の香り系酵母ではなく、伝統型の酵母を中心に使用しております。主な販売先はこの商品を大事に育てて頂ける地酒専門店等となります。
詳しくはこちらニュース
所在地
石川酒造株式会社
代表取締役 石川 卓史
〒512-1211
三重県四日市市桜町129
TEL 059-326-2105
FAX 059-326-6151
平日:9:00-16:00
定休日:土日・祝日